診断士試験

一次試験は7科目受験で420点目指そう。科目合格は意外と罠です。


本記事はPR広告です。ぜっとです。2022年(令和4)中小企業診断士1次試験まで約3週間。
追い込みの時期と思います。

直前期になると全部に手が回らず
科目合格狙いにシフトしたくなります。

科目合格狙いは危険です。結果として科目合格になるのはOKですが、
あくまで7科目受験で計420点を目指しましょう。
特に現役生(1回目受験)は最後の最後まで伸びます。

最後まで諦めず
今年決めちゃいましょう!

7科目受験で計420点を目指した方がよい理由

理由は・・・

  1. 毎年、難しい地雷科目がある
  2. 7科目トータルで地雷科目を吸収した方が楽
  3. 得点調整で救われることがある

毎年、難しい地雷科目がある


以下は直近5年間の科目合格率です。
毎年、科目合格が難しい
(≒平均点が低い)科目があります。
表はスクロール出来ます。

科目 R3 R2 R1 H30 H29
経済学 21% 23% 26% 26% 23%
財務会計 22% 11% 16% 7% 26%
企業経営理論 35% 19% 11% 7% 9%
運営管理 18% 9% 23% 26% 3%
経営法務 13% 12% 10% 5% 8%
経営情報システム 11% 29% 27% 23% 27%
中小企業経営・政策 7% 16% 6% 23% 11%

例えば、令和3年の
中小企業経営・政策の
科目合格率は7%です。

受験者数15,446名に対して
1,093名しか科目合格していません。

つまり令和3年の中小で
60点以上取るのは至難の技
ということです。

令和2年までに6科目合格済で、
令和3年に中小のみを受験した場合
1次合格はかなり厳しくなります。

7科目トータルで地雷科目を吸収した方が楽

地雷科目もありますが、
楽勝科目もあります。
令和3年だと企業経営理論が簡単な年でした。

7科目受験であれば
地雷科目で点が伸びなくても
楽勝科目で貯金を作り相殺出来ます。

得点調整で救われることがある

1次試験では得点調整という
事実上の加算措置が行われることがあります。
直近7年間の得点調整についてはこちらを参照ください。

【2023年】中小企業診断士一次試験・得点調整まとめ中小企業診断士一次試験の得点調整について直近7か年分を調査しました。...

7科目の対策が終わらない人は・・・

  1. 企業経営理論をノー勉で挑む
  2. 2日目の科目は前日の詰め込みに賭ける

企業経営理論をノー勉で挑む

全く余裕ない人は
企業経営理論を
ノー勉で挑み他6科目をやりましょう。
理由は・・・

  • 他科目に比べ、現場思考でどうにかなるから
  • 2日目の科目は前日の詰め込みに賭ける

    残り3週間、時間がない人は
    1日目の経済学、財務会計、
    運営管理の優先度を上げましょう。

    理由は・・・

    1. 計算問題は理解すれば安定して得点可能
    2. 2日目の科目は1日目終了後でも勉強出来る

    1日目終了後は試験会場近くのホテルに泊まり、
    ひたすら暗記しましょう。
    8時間くらい勉強出来ます。

    やっぱり科目合格しか出来無さそうな場合・・

    2次試験に関係無い科目を科目合格して
    来年の1次試験2次試験合格を狙いましょう。

    経済学、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策が該当します。

    あと3週間。
    最後まで諦めず、
    問題・選択肢に食らいついて
    1点でも多く取りましょう!