本記事はPR広告です。ぜっとです。中小企業診断士試験一次試験の得点調整がテーマです。
中小企業診断士試験では得点調整が行われることがあります。
直近9年間の得点調整をまとめました。
事実上の加算措置のことです。難しすぎた場合や問題や正解が間違っていた場合に行われます。
得点調整や自己採点勘違いもあり得るので
410点以上であれば即、2次試験対策を始めましょう。
また、簿記2級を取得することをオススメします。
1次、2次で共に必要になる財務会計の
得点力アップにも繋がります。
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中小企業診断士試験一次試験 得点調整
直近9年間 得点調整一覧
表はスクロール出来ます。
実施年度 | 対象科目 | 得点調整 | 補足 |
2023(R5) | 運営管理 | +4点 | 第14問と第31問を全員正解 |
2022(R4) | 運営管理 | +2点 | 第3問を全員正解 |
経営情報システム | +4点 | 第6問を全員正解 | |
2021(R3) | 中小企業経営・政策 | +5点 | 第22問を全員正解 |
2020(R2) | 経済学・経済政策 | +1点 | 配布遅れ。該当受験生のみ対象 |
2019(R1) | なし | ||
2018(H30) | 経営法務 | +8点 | |
2017(H29) | 経営法務 | +4点 | 公表した正解が間違っていた。 第6問設問2を全員正解とした。 |
2016(H28) | 経営情報システム | +4点 | |
全科目 | 合格基準を60%→59%へ変更。 | ||
2015(H27) | なし | なし |
直近9年間でR1とH27以外はなんらかの得点調整が行われていますね。
2023(R5)
運営管理で得点調整がありました。
令和5年8月5日(土)に実施した中小企業診断士第 1 次試験の「運営管理(オペレーション・マネジメント)」の第14問と第31問について、問題として不適切であることが分かりました。 採点につきましては、受験者の方に不利な取り扱いにならないよう配慮し、第14問と第31問はすべての受験者の解答を正解として取り扱うことといたします。
R5の運営管理の科目合格率は
約8.7%(1,470/16,854)でした。
60点以上取るのは難関なので
4点プラスは大きいですね。
得点調整で救われることもあるので、
最後まで諦めずに受けきるのがとても重要です。
2022(R4)
運営管理と経営情報システムで得点調整がありました。
令和4年8月6日(土)に実施した中小企業診断士第 1 次試験の「運営管理(オペレーション・マネジメント)」の第3問について、正解として公表した選択肢が不適切であることが分かりました。 採点につきましては、受験者の方に不利な取り扱いにならないよう配慮し、第3問はすべての受験者の解答を正解として取り扱うことといたします。
また、令和4年8月7日(日)に実施した中小企業診断士第 1 次試験の「経営情報システム」の第6問について、正解として公表した選択肢が不適切であることが分かりました。 採点につきましては、受験者の方に不利な取り扱いにならないよう配慮し、第6問はすべての受験者の解答を正解として取り扱うことといたします。
経営情報システムは4点*25問なので、
1問だけでもインパクトが大きいです。
経営情報システムが苦手な人にはありがたい調整ですね。
2021(R3)
中小企業経営・政策で得点調整がありました。
令和3年8月22日(日)に実施した中小企業診断士第1次試験の「中小企業経営・中小企業政策」の第22問について、問題として不適切であることが分かりました。 採点につきましては、受験者の方に不利な取り扱いにならないよう配慮し、第22問においては、すべての受験者の解答を正解として取り扱うことといたします。
第22問は設問1、設問2で計5点なので大きいですね!
得点調整とは別に採点対象外となった設問があったようです。
*第24問の設問1については採点の対象外としております(試験当日に告知済みです)。
第24問の設問1は、
コロナ関連の出題だったみたいです。
2020(R2)
経済学・経済政策において得点調整がありました。
令和2年7月11日・12日に実施した中小企業診断士第1次試験について、1日目第1時限(科目:経済学・経済政策)に際し、幕張メッセ会場(展示ホール3)において、一部の受験者(12名)について問題用紙の配布遅れが生じたことにより、適正な試験時間の確保がなされなかったことが認められました。
これらの受験者に対しては、「経済学・経済政策」の得点を補正して1点加点する措置を講ずることとし、郵送にてこの旨をご通知いたしました。
「これらの受験生に対しては」とあるので、
全員ではなく該当受験生のみ1点加算ですね。
2019(R1)
この年は得点調整無しです。
2018(H30)
経営法務において得点調整がありました。
「経営法務」については、本年度の得点水準を勘案し、受験者の得点に8点を加算しました。
2018年の経営法務は、
科目合格率が5%(713名/13,854名)とかなり難しかったようです。
経営法務は4点×25問なので
外した時のダメージがデカいんですよね。
2017(H29)
経営法務において得点調整がありました。
「経営法務」の第6問の設問2について、公表されている正解が違うのではないか、という指摘が外部の方から8月15日にあり、正解を再確認しましたところ、公表した正解に記載ミスがあることが判明いたしました。
これを踏まえまして、当協会では、8月18日に正解の訂正についてホームページで公表いたしました。(公表先:http://www.j-smeca.jp/attach/test/h29/1j_seikai/e2017v2.pdf)
受験者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、確認者の増員と責任者による最終確認の確実な実施の徹底を行うなど正解公表の正確性の確保に努め、再発防止に努めてまいります。
なお、合否につきましては9月5日に正式に発表いたします。また、今回の正解の訂正は、出題した問題自体の誤りによるものではありませんが、当協会のミスにより受験者の皆様方にご迷惑をおかけしたことから、すべての受験者の解答を正解として取り扱わせていただくことといたします。
第6問が全員正解扱いとなってます。
第6問を間違えた人にとってはラッキーな措置ですね!
ちなみに2017年は
運営管理が激ムズの年で、
科目合格率が3%(410名/13,207名)
です。
しかし運営管理では
得点調整されていません。
難しくても
得点調整されないことがあるのが
この試験の怖いところですね。。。
2016(H28)
得点調整が2つありました。
- 合格水準が60%から59%に変更
- 経営情報システムで+4点
合格基準は、本年度の得点水準を勘案し、「総点数の59%以上であって、かつ、1科目でも満点の40%未満のないこと」としました。また、「経営情報システム」については、本年度の得点水準を勘案し、受験者の得点に4点を加算しました。
2016(H28)は全体的に難しかったようで、合格基準が59%に変更されています。
さらに、経営情報システムで+4点です。
2016(H28)は1次試験合格率が17.7%です。
59%に変更してさらに+4点してこの結果ですから、
試験当日の受験生としては相当に難しく感じたと思います。
2015(H27)
この年は得点調整無しです。
最後に・・・
試験当日に難しいと感じたならば、
それはライバルにとっても難しいんです。
得点調整で救われることもあります。
最後まで諦めずに
問題、選択肢に食らいつき
1次試験合格を勝ち取りましょう!
2024年1次試験の正解発表は
8月5日午前中になると思います。
得点調整や自己採点勘違いもありますから
410点以上であれば即、2次試験対策を始めましょう!
残念ながら厳しい結果の場合は
少し休んでから、簿記2級を取得することをオススメします。
簿記2級は会社でも評価されますし、
診断士になった後でも役立ちます。
1次、2次で共に必要になる財務会計の
得点力アップにも繋がります。
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